Top ドーベルマンについて りょ うとの思い出 ア ルバム りょうと心臓病 Goods BBS ブログ



りょうとの出会い
ペットショップの店主が連れて来たドーベルマンの子犬は、小
さな檻の中から私たちをじっと見ていました。最初の印象は、
「すごく大きくて、子犬っぽくない。」というものでした。ほ
ぼ3ヶ月になっていたりょうは8〜9kgほどあり、顔つきもす
っかり大人びていたからです。

りょう初めての病院
うちに来て数日後、りょうが血便をしました。
家族みんながすごく心配して、うんちをビニールに入れて急い
で病院へ連れて行きました。悪い病気だったらどうしようと、
不安になりました。
診察の結果、水たまりの水を飲んだためにお腹をこわしたこと
がわかりました。症状も数日で良くなり、一安心でした。
しかしこの時の診察で、りょうの心臓に先天的な異常があるこ
とが分かりました。

りょうが室内犬に!
りょうはうちに来て数ヶ月は室内にいましたが、当初の予定通
り大きくなってからは庭の犬小屋に引っ越しました。庭で過ご
す様になってからは、夜になると母と姉が寂しくないか毎晩り
ょうのところに通っていました。七夕の短冊に「室内犬になり
たい。りょう」と飾ったり、誕生日やお正月のお祝いだからと
理由をつけて家の中に入れたりしているうちに、ついにりょう
が室内犬になりました。
家の中で、りょうにリードをつけたりケージに入れた事はあり
ません。
必要がなかったからです。りょうは一人でお留守番をしていて
も一度もいたずらをしたことがありませんでした。数回こたつ
の上の食べ物を食べたことはありましたが、カーテンや洗濯物
をくわえたり、床をひっかいたりしたこともありませんでした
。今考えても本当におりこうでした。

りょうとお散歩
りょうはお散歩が大好きでした。朝30分〜1時間、夕方1〜2時
間の散歩が何よりも楽しみでした。毎日の散歩には母が行って
いました。少し離れた工業地帯の広大な空き地まで連れて行き
、ボール投げをしていました。母が投げるボールをキャッチし
て、戻ってくる、という動作を延々と続けることが大好きでし
た。おかげで母は、今でも私の二倍近い距離の遠投ができます


りょうが行方不明に
父がりょうを連れて散歩に出かけたときのことです。この日、
父は原付に乗りながらりょうのリードを引いて散歩をしていま
した。すると、突然りょうがものすごい力で原付を引き倒し、
走り去ってしまいました。父は大慌てでりょうを探しまわりま
したが、りょうはどこにもいませんでした。夜になり、とりあ
えず一旦家に戻りました。事情を聞いた家族は警察に連絡をし
、捜索にでました。真冬にベンチコートを着ながら、ペットボ
トルに入れたりょうの好物のスープを道路にまいて行方を探し
ていた姉は、何度も不審者に間違われました。父も母も山の中
をりょうの名前を呼びながら探しました。しかし、真夜中にな
ってもりょうは見つかりませんでした。絶望感と後悔にかられ
、りょうが事故にあったのではないかと考えると眠れず、その
まま朝を迎えました。すると警察から電話があり、りょうが保
護されたとのこと!りょうはよその家の庭のわんちゃんと遊ん
でいたそうです。保護してくださった方はりょうのことが気に
入り、もし飼い主が見つからなければ引き取りたいと思ってい
たそうです。こうして無事、りょうはわが家に戻ってきました


Top ドーベルマンについて りょ うとの思い出 ア ルバム りょうと心臓病 Goods BBS ブログ

inserted by FC2 system